おいしゃさんにいくときの絵本
こんにちは!梅雨にはいり、雨が降ったり蒸し暑い日が多いですね。水分をしっかりとって、元気にのりきりましょう。
さて、先日参加した勉強会のなかで、「おいしゃさんにいくときの絵本」が紹介されていました。早速、医院の待合室にも置いてみましたので、よければ読んでみてくださいね。
~「おいしゃさんにいくときの絵本」からのメッセージ~
「おいしゃさんにいくときの絵本」では、初めて病院を訪れるお子さまがどのように診察を受けるのか、やさしく丁寧に描かれています。病院に行くことに対して不安を感じたり、緊張したりすることは、どのお子さまにもよくあることです。
「ちょっとこわいな」「泣いちゃうかもしれない」——そんな気持ちを持っていることは、決して悪いことではありません。
私たち医療スタッフは、お子さまが一日も早く元気になれるよう、気持ちに寄り添いながら診療を行っています。診察の際には、のどを診たり、おなかに触れたり、場合によってはと、少し驚くような場面もあるかもしれません。
また、診療の中では、採血、予防接種などの注射が必要になることもあります。注射は「チクッ」と痛みを感じるかもしれませんが、お子さまの健康を守るためにとても大切な処置です。不安や恐怖を感じることもあると思いますが、終わったあとには「よくがんばったね」とご家族の皆さまから声をかけてあげてください。
受診前や診察中、お子さまが不安そうな様子を見せたときは、「絵本にあったね」「ちょっとだけチクンとするけど、すぐ終わるよ」など、あらかじめ見通しを持たせるようなお声かけが、お子さまの安心につながります。
診察や処置は、お子さまにとって緊張をともなう経験です。ご家族の皆さまと協力しながら、お子さん一人ひとりの「がんばった!」を大切に、安心して受診できる環境づくりを心がけています。
気になることがあれば遠慮なくお声がけくださいね。
