お子さんの腸内細菌とアレルギーのおはなし
こんにちわ!12月になりましたね。あっという間に今年も最後の1か月です。週半ばに一段と寒くなるようです。お気をつけくださいね!また、インフルエンザが猛威を振るっています。神戸市では流行が警報基準を超えたと発表されており、学級閉鎖なども聞かれます。
引き続き、手洗い・うがいをしっかりして、予防していきましょう!
さて、先日小児アレルギー学会のオンデマンド配信を見ておりました。その中の1つに腸内環境とアレルギー疾患についてのお話があり興味深かったので、簡単にわかりやすくお伝えしたいと思います。
腸内細菌とは?
・腸内細菌とは、腸の中にすんでいる細菌のことで、「腸内フローラ(腸内細菌叢)」とも呼ばれます。
・赤ちゃんのお腹の中はほとんど無菌で、生まれてからママや環境から細菌が入ってきて育っていきます。
・0〜3歳の間に細菌の種類がぐんと増えて、腸内の“土台”がつくられていきます。
腸内細菌とアレルギーって関係あるの?
・腸は体の中で最も大きな免疫器官で、免疫細胞の約7割が集まる場所です。
・腸内細菌は免疫に「これは敵?味方?」と教える役目があり、免疫のバランスを整えてくれます。
・腸内細菌が多様でバランスがよいと、アトピーや食物アレルギーなどのリスクが下がることが研究で示されています。
・ただし、腸内細菌だけでアレルギーが決まるわけではなく、体質や生活環境も大きく関わります。
3歳までにできる腸育て
・離乳食を進める過程で、野菜や果物などの“食物繊維”のある食品を少しずつ取り入れます。
・ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品を少量から取り入れると腸の善玉菌が育ちやすくなります。
・睡眠・生活リズムを整えることは腸にとってとても大切です。
・抗生剤は必要なときだけ使い、使用後は食事でゆっくり腸内細菌を育て直していきます。
・土や自然、外遊びなども腸内細菌の多様性の発達に役立つことがあります。
3歳以降にできること
・腸内細菌は大人になっても変わるので、3歳以降も腸育ては続けることができます。
・野菜・果物・イモ類・大麦・オートミールなど、食物繊維の多い食品を意識して取り入れます。
・ヨーグルト、チーズ、味噌汁、納豆などの発酵食品を日常に少しずつ組み込みます。
・規則正しい生活、早寝早起き、適度な運動は腸内環境を整える助けになります。
・ストレスや睡眠不足は腸に影響しますので、子どもも大人も「心地よい生活」を意識します。
腸内細菌のためだけでなく、バランスのよい食事と生活習慣を整えることは、からだを整えるうえでとても大事なことです。日々の生活リズムを見直すきっかけになれば嬉しいです。
