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子どものアレルギーとスキンケアのお話

[2026.09.07]

こんにちは。9月に入り、少し涼しくなってきました。一方で、地域によっては大雨により大きな影響が出ているとのニュースもあります。皆さまのお住まいの地域では大丈夫でしたでしょうか。天候の変化も大きい時期ですので、どうぞお気をつけてお過ごしください。

さて先日、Babyガーデンという子育て広場で、「子どものアレルギーとスキンケア」をテーマにしたお話会を開催いたしました。当日は、子どものアレルギーやアトピー性皮膚炎、発症予防、そして毎日のスキンケアについてのお話やスキンケアの実演を行いました。可愛いお子さん達にお会いでき、お母さんた達と色々なお話ができて、私にとっても楽しい時間となりました。ご参加いただいた皆さま、Babyガーデンの皆さま、ありがとうございました!

 

実際にお話しする中で、赤ちゃんの肌のお手入れやアレルギーに関して日頃から疑問や不安を抱えている保護者の方が多いことを実感しました。今回は、そのお話会でお伝えした内容をもとに、皆さまに知っていただきたい大切なポイントをご紹介したいと思います。

子どものアレルギーとアレルギーマーチ

子どものアレルギーは、成長とともにさまざまな症状が現れたり、落ち着いたりすることがあります。このように、年齢とともに次々と異なるアレルギー症状が現れる現象をアレルギーマーチと呼びます。

アレルギーになりやすい体質には遺伝的な要因だけでなく、生活環境などのさまざまな要因が関係しています。アレルギー疾患を発症するか、自然に落ち着いていくかはお子さんごとの経過を見守る必要があります。だからこそ、日頃から正しい知識を持ってケアを行うことが大切です。

アトピー性皮膚炎と皮膚のバリア機能

アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。

アトピー性皮膚炎の主な要因として、皮膚のバリア機能が低下していることが挙げられます。皮膚のバリア機能とは、外部の刺激から肌を守り、内側のうるおいを保つ大切な働きです。皮膚のバリア機能を健やかに維持するために、日頃からお肌を清潔に保ち、丁寧に保湿を行いましょう。

アレルギー発症を予防するために日常生活でできること

アレルギーの発症を予防するために、日常生活の中で意識できるポイントをご紹介します。

離乳食の開始時期について

「食物アレルギーを防ぐために、離乳食の開始を遅らせたほうがよいのでしょうか?」というご質問をいただくことがありますが、食物アレルギーの発症予防を目的として離乳食の開始を遅らせることは推奨されていません。

離乳食の進め方に不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

住環境におけるダニ対策

日常生活の中でダニが多い環境に長期間さらされると、ダニに対するアレルギー反応が引き起こされやすくなることが知られています。

ホコリがたまらないようこまめに掃除を行う、布団の天日干しやシーツの洗濯をするなど、無理のない範囲でダニを減らす工夫を心がけましょう。

赤ちゃんの正しいスキンケア「洗浄と保湿」

赤ちゃんの皮膚は大人に比べて非常に薄く、乾燥しやすい上にバリア機能も未熟です。そのため肌トラブルが起こりやすく、毎日の正しいスキンケアが大切です。

また、アレルギー素因のあるお子さんであっても、新生児期から保湿剤によるスキンケアを行うことでアトピー性皮膚炎を予防できる可能性があることが分かってきています。スキンケアの基本は洗浄と保湿です。

体を洗う際の3つのポイント

入浴時に赤ちゃんの体を洗う際は、以下の点に注意しましょう。

  • よく泡立てた石けんで素手を使ってやさしく洗う
  • 関節などのしわの間もしっかり伸ばして洗う
  • すすぎ残しがないように丁寧にしっかり流す

タオルなどで強くこすると皮膚に摩擦ダメージを与えてしまいます。たっぷりの泡を手にとってやさしく撫でるように洗いましょう。特に耳の裏、首のくびれ、手足の関節部分は汚れや泡が残りやすいため、丁寧に洗うことがポイントです。

適切な保湿剤の選び方

デリケートな赤ちゃんの肌に塗る保湿剤は、弱酸性・無香料・無着色・低刺激性のものを選びましょう。

保湿剤にはローション、乳液、クリーム、オイル・ワセリンなど様々な種類があります。季節や肌の状態、使い心地に合わせて選ぶと良いでしょう。

万が一、使用後に赤みや湿疹などの異常が現れた場合は使用を中止し、湿疹が改善しない場合や悪化している場合は早めにご相談ください。

外用薬(塗り薬)の正しい使い方と塗布量

湿疹などの肌トラブルに対して軟膏などの外用薬を塗る際は、すり込むのではなく皮膚にのせるようにたっぷり塗ることが重要です。

塗布量の目安 チューブタイプの場合、人差し指の先から第一関節まで出した量(約0.5g)が大人の両手分の広さに塗る適量です。
塗り上がりの目安 塗った部位が少し光って見える程度、あるいはティッシュペーパーが1枚ふわりと張り付く程度が目安となります。

べたつきを気にして薄く伸ばしすぎてしまうと、十分な治療効果が得られない場合があります。指示された適切な量を正しく塗りましょう。

まとめ

子どものアレルギー症状は、成長の過程で変化していくことがあります。日頃から以下の基本ケアを習慣づけていきましょう。

  • 皮膚を清潔にやさしく洗う
  • 十分な保湿ケアを毎日継続する
  • 湿疹などの皮膚トラブルは放置せず早めにケアする

赤ちゃんのスキンケアやお肌のトラブル、アレルギーについてご不安なことがありましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

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