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子どもの脱水・熱中症予防の水分補給と、おすすめの飲み物

[2025.07.25]

毎日本当に暑いですね。日中に外を歩くだけでも暑くて大変です。

その暑さの中でも子どもたちは元気に走り回っていて、すごいなー!と感心します。脱水・熱中症には十分に気を付けてくださいね!

今回は、お子さんを脱水や熱中症から守るための水分のとり方と、おすすめの飲み物についてご紹介します。

 ◇脱水・熱中症ってどうして起こるの?
子どもは体温調節機能が未熟で、汗をかく量が大人より少ないため、体の中の水分や塩分が失われやすいのが特徴です。

特に暑い日や外遊びのあと、発熱や下痢・嘔吐があるときは、知らない間に脱水が進んでしまうことがあります。

こまめな水分補給が大切です!

◇ 水分補給のタイミングは?

・起きたとき

・外遊び・運動の前後

・お風呂の前後

・寝る前

のどが渇く前に、こまめに水分をとりましょう!「のどが渇いた」と感じたときには、すでに脱水が始まっている可能性もあります。

◇子どもにおすすめの飲み物
年齢や状況に合わせて、適切な飲み物を選びましょう。

・日常の水分補給には…
水:一番基本です。常温がベスト。

麦茶:ノンカフェインでミネラルも少し含まれており、安心です。

・ 暑い日や汗をたくさんかいた後は…
経口補水液(ORS):塩分と糖分のバランスが適切。熱中症予防や軽度の脱水におすすめ。

子ども用スポーツドリンク(※市販のものを薄めて使う):糖分が多いので、通常の半分〜2/3程度に薄めると良いです。

❌ 飲み過ぎに注意したいもの
ジュース:糖分が多く、虫歯や食欲低下の原因になることがあります。

炭酸飲料やエナジードリンク:カフェインや添加物が多く、小さな子には不向きです。

◇年齢別の目安量(日常生活時1日あたり)
年齢 目安量
1~3歳:  約1~1.3リットル
4~6歳: 約1.3~1.6リットル
7歳以上:約 1.6~2リットル

※食事からの水分も含まれます。スープや果物も良い水分源です。

※発熱・下痢・運動・気温などによって、追加の水分補給が必要になることがあります。

◇水分が足りていないサインは?
以下のような様子があれば、脱水のサインかもしれません。

・口の中が乾いている、皮膚が乾いている

・おしっこの回数が少ない/色が濃い

・機嫌が悪い、ぐったりしている

・泣いても涙が出ない

このような時は、すぐに水分補給をし、症状が改善しない場合は早めに受診してください。

◇最後に
水分補給は「のどが渇いた」と感じる前に少しずつ、こまめに行うのがポイントです。お子さんの体調や活動量に合わせて、適切な飲み物を選んでくださいね。「水分補給は健康の第一歩」。ママ・パパの声かけひとつで、お子さんの健康を守ることができます!

気になる症状があれば、いつでもご相談くださいね。

 

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