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スギ花粉症について②~原因・発症のしくみ~

[2025.02.07]

寒波の影響で全国的に寒さが厳しい毎日ですね。ときどき雪がちらついています。

暖かくしてお過ごしくださいね。

 

今回はスギ花粉症第2弾として原因と発症のしくみについてお伝えしたいと思います。

 

スギ花粉症の原因と発症のしくみ

スギ花粉が原因です
 スギの花粉が鼻や目に入ると、体が「異物」として認識し、アレルギー反応を起こします。

スギ花粉はいつ作られるのでしょうか?
 7月ごろから雄花の中で花粉が作られ始め、10月中旬に完成します。
 そして翌年の春(2~4月頃)に一斉に飛散します。

なぜ花粉症が増えているのでしょうか?
 ・スギの木が多い(日本の国土の約12%がスギ林です)
 ・温暖化の影響で花粉の飛散量が増加しています
 ・都市部の環境(大気汚染や住宅の気密性向上)が影響しています。

花粉が入るとどうなるのでしょうか?
 1. 花粉が鼻や目に付着し、アレルギーの原因物質(Cry j 1, Cry j 2)が体内に侵入します。
 2. 免疫システムが過剰に反応し、「スギ花粉専用の抗体(IgE抗体)」を作ります。
 3. ヒスタミンなどの物質が放出され、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみを引き起こします。

花粉が飛びやすい地域について
 ・関東・東海地方は特に多いです(スギの人工林が多いため)
 ・北海道はほとんど飛ばず、沖縄にはスギがありません

花粉の飛散が多い日は、外出時にマスクやメガネを使ったり、帰宅時に服を払うなどの対策をしましょう。気になる症状があれば、早めにご相談くださいね。

参考)花粉症 的確な花粉症の治療のために 公益財団法人日本アレルギー協会事業

 

 

 

 

 

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