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インフルエンザが流行しています!

[2024.12.23]

明日はクリスマスイブですね!寒さが厳しくなり、インフルエンザの患者さんが増えてきました。

 

神戸市内でも学級閉鎖のクラスがあるようです。基本的な手洗い・うがいがとても大切です。

今回は、インフルエンザのことについてお伝えします。

インフルエンザとは?

インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では細菌による肺炎を伴う等、重症になることがあります。

予防するには? 

(1) 流行前のワクチン接種    
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
(2) 外出後の手洗い・うがい等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に取り除くために有効な方法です。また、インフルエンザウイルスにはアルコール製剤による手指衛生も効果があります。
(3) 適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
(4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。 
(5) 人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、マスクを着用しましょう。
(6) 室内ではこまめに換気をする
季節を問わず、十分な換気が重要です。
 
インフルエンザにかかった場合
必要に応じて、抗インフルエンザウイルス薬を処方します。インフルエンザにかかった場合は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動が報告されており、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多いこと、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。
<転落などの事故に対する防止対策の例>
  • 玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う
  • ベランダに面していない部屋で寝かせる
  • できる限り1階で寝かせる(一戸建てにお住まいの場合)

<異常行動の例>

  • 突然立ち上がって部屋から出ようとする
  • 興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする
  • 自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない
  • 人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す
  • 変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る

インフルエンザにかかった場合、外出を控える期間は?

インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれており、その間は、外出を控える必要があります。また、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

現在、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。

ご不明な点があれば、いつでもお尋ねくださいね。

参考)厚生労働省 令和6年度インフルエンザQ&A

 

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