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じんましんについて

[2024.11.21]

急に朝晩寒くなり、冬の空気を感じるようになりましたね。

マイコプラズマ感染症が依然流行しているなか、インフルエンザA型も全国的には流行期に入ったようです。

食事・睡眠をしっかりとって、手洗い・うがいで予防しましょう!

さて、先日じんましんで受診される患者さんが数名おられました。偶然かもしれませんが、朝晩急に寒くなり、寒暖差が激しくなったことが影響しているかもしれません。

今回はじんましんについてお伝えします。

1.じんましんとは?

じんましんは、皮膚の一部がくっきりと赤く盛り上がり(膨疹:蚊にかまれたような盛り上がり)が身体のあちらこちらにできる病気です。しばらくすると跡形もなく皮疹とかゆみが消えるという特徴があります。かゆみを伴いますが、焼けるような感じになることもあります。じんましんはアレルギーが関係している場合と、物理的刺激や運動、疲労・ストレス、原因がわからない(特発性)などアレルギーが関係していない場合があります。一般的にはアレルギーの関与は少ないと考えられています。

じんましんが出ているときは、体温が上がるとさらに広がったり、再燃したりするため、激しい運動や入浴は控えるようにしましょう。

2.治療について
じんましんでは、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬を中心とした治療が行われますが、薬の効果が12~24時間程度のため、薬を中止すると再び症状が出てくることがあります。慢性的にじんましんが出現する場合は、抗ヒスタミン薬の飲み薬を定期的に内服することもあります。
アレルギーなど原因が明らかな場合は、原因アレルゲンや刺激の回避をすることが大切です。また、勉強や仕事などのストレスや暴飲暴食、不規則な生活を避けることが重要です。
 
気になる症状があるときは、いつでもご相談くださいね。
 
参考)アレルギーポータル 蕁麻疹
 
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